freoを使おう

国産 CMS「freo」の使い方をユーザー目線で解説しようという非公式ガイドです。

freo ってなぁに?

freo(フレオ)は、PHP5で作成された日記ツール&サイト管理ツールです。主にイラスト・漫画・小説などの創作サイトに利用されることを想定しています。閲覧制限機能により、特定の相手のみに一部の記事を公開することもできます。

CMS とは?

CMS(コンテンツマネージメントシステム)とは、Web ブラウザ上で管理画面にログインし、ブラウザ上で書き込んだり更新したりする、といった使い方でサイトを作成・管理できるシステムの総称です。アメブロ や FC2 ブログなどのレンタルブログ、wiki なども CMS の一種です。

freo は、レンタルブログなどのサービスとは違い、自分の web スペースに自分で設置する必要があります。同じタイプの CMS には Movable TypeWordPress(日本語)などがあります。

サーバ設置型 CMS の利点・欠点

freo に限らず、サーバ設置型 CMS 全般についての利点と欠点を考察します。

利点
  • 更新作業の手間が省ける
    • 設置後は HTML を意識しなくても内容の更新ができる
    • 新しいページを作った時自動でリンクを作ってくれる
  • サイトデザインが統一できる(サイト内のページデザインがバラバラよりも好印象です)
  • サイト全体のデザイン変更が容易

など、とにかく「サイト運営・更新をより楽にする」というのが CMS の利点です。また、web サーバ設置型がレンタルサービスより良い点は、やはりその自由度の高さだと言えます。

欠点
  • 動作条件が静的サイト(HTML+CSS+javascript で構成されているようなサイト)より厳しい
  • CMS の機能(できることできないこと、各種設定など)の把握作業が必要
  • 既にほかの方法で web サイトを作成・運営している場合はコンテンツの移行作業が必要
  • 1ページごとタグ手打ちで作成することに比較すると自由度が低い

CMS は、php や Perl など、サーバサイドで動くプログラム言語で書かれているのでメジャーな無料レンタルホームページ(ジオシティーズや忍者ホームページ・FC2など)では動かすことが出来ません。「CGI・php 利用可能」を謳っている web サーバをレンタルする必要があります。

また、一般的に CMS を使い始めると導入以前に比べて運営・更新が解りやすくなるはずですが、やはりそのツールごとの機能を把握するには少し時間がかかるかもしれません。

 短期間だけのサイトや、頻繁に HTML から書き換えが必要なレベルの改装をしたいタイプの方には不向きかもしれませんが、それなりの頻度の更新をするサイトをそれなりの期間運営したいと考えている方にはぜひお勧めしたい選択肢です。

freo をお勧めする理由

というか、他にもいろいろ有名な CMS があるのになぜ freo を選んだか、という個人的主観の羅列になってしまうのですが。

1. 国産ツールであること

公式で日本語の解説を参照することが出来、サポートも日本語で受けられることは大きな強みだと思います。また、開発者のないとさんの「CGI の出力する HTML も Valid なものを※注」という考え方に共感・賛同し、応援したいという気持ちがありました(昔の CGI スクリプトには出力する HTML が滅茶苦茶なものも多く、Valid 厨っぽかった自分は「機能は申し分ないけど出力される HTML が不満」ということがあり結局スクリプトコードから書き直す…みたいなことがたびたびあったので、Web Liberty の CGI に出会った時は本当に感動しました)。※実際このままの言葉があったかどうか記憶が曖昧です(多分なかった)が、開発日記?やサポート掲示板のやりとり等からこういう考えなのだなと推測しました。間違いであれば訂正します。

2. 「創作サイト」に特化した機能が豊富なこと

freo の前身とされる Web Diary Professional も、たくさんの創作サイト(もちろんそれ以外のサイトにも)作成者に愛され利用されてきた CGI です。freo は Web Diary Professionalで蓄積されたノウハウや要望が反映された CMS だと思います。

  • 作品展示方法を色々選べる

    エントリー(ブログ)投稿時につけた絵を自動で集めてギャラリー化してくれたり、「メディア管理」でアップロードした画像をディレクトリごとにまとめてギャラリーにできたり(要プラグイン)、Pixiv の「漫画」のような表示方法ができたり(要プラグイン)、小説書きさんにはテキストファイルを「メディア管理」でアップロードすれば自動でメニューリンクと小説ページが作れたり(要プラグイン)します。
  • さまざまな「閲覧制限方法」

    エントリー・ページごとに「フィルター」「グループ」「パスワード」の三種類による閲覧制限方法を選ぶことが出来ます。また、サイト全体の閲覧にパスワード認証をかけることもできます(要プラグイン)。

3. 柔軟なカスタマイズ性

  • デザインカスタマイズ

    freo で表示されるページは文書構造とレイアウトが分離されている(フル CSS レイアウト)ので、CSS の書き換えだけでも十分にデザインのカスタマイズが出来ます。テンプレートファイル自体を書き換えたい時は HTML の他に smarty の知識が必要です。
  • プラグインでのカスタマイズ

    公式でたくさんのプラグインが配布されています。また、有志の方が配布するプラグインもあります。

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